【JOTO-BLOG】じょーとブログ

和歌山在住のサラリーマン。趣味は外で遊ぶ事。サーフィン、スノボー、ハイキング、サイクリング、旅行など休みの度に好きな事をして遊んでおります。主に旅行についての情報や和歌山の気軽に遊びに行けるスポットなどを紹介していきたいと思います。

【サイクリング】アワイチとビワイチを比較|初心者にオススメはどっち?!

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こんにちはJOTO-BLOGです!!

2019年に嫁と2人でクロスバイクでアワイチとビワイチをサイクリングしてきました。

初心者のクセに1か月の間で2つのサイクリングコースを完走しようという無謀な計画をたてましたが、特にトラブルもなく無事完走することができました。

はじめはどちらのコースを走ろうか迷いましたが、どっちにするか悩むのも面倒だしどっちも楽しみたいので2つともトライすることに(笑)

てな訳で今回はアワイチとビワイチどっちがオススメなのか、初心者の体験談をもとに解説していきたいと思います。

【比較ポイント①コースの総距離】

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アワイチの総距離は約150km、ビワイチの総距離は約200kmとなっています。

どちらも結構な距離です(笑)どちらのコースも初心者は無理せず1泊2日のゆっくりサイクリングを楽しむプランをオススメします。

 

ちなみに余談なのですが、淡路島と琵琶湖の形って似てませんか?

なんとなく気になったので調べてみると.….

ダイダラボッチ(日本各地で伝承される巨人)の伝説のひとつにダイダラボッチ比叡山に躓く→怒って地面を蹴飛ばす→琵琶湖にある場所に穴ができる→琵琶湖ができる→蹴飛ばした地塊が飛んで行き淡路島ができた』

といった伝説があるみたいです。ダイダラボッチって『もののけ姫』のデイダラボッチのモデルなんですかね?

 

すみません話を脱線させてしまって。

一見アワイチの方が50kmも短いのだから初心者にはアワイチがオススメのように思いますが、距離数だけで判断すると痛い目にあいますので他の比較ポイントも参考に

【比較ポイント②コースの高低差】

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アワイチは淡路島南部に入ると山岳地帯になり大きな坂道が4つあります。車幅も狭く給水ポイントもあまりありません。

その反面ビワイチは小さな坂道が2つだけで余裕すぎます。2つの坂道の間にコンビニや公衆トイレもあります。

アワイチの4つの坂道は初心者のメンタルをボロボロにすることでしょう。コース内の高低差についてはビワイチの方が楽に走れます。

【比較ポイント③コースの走りやすさ】

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走りやすさといっても色んなポイントがあるかと思います。アワイチとビワイチを完走してみて感じたことはビワイチの方がサイクリストの為に道路が整備されている!!ということです(個人的な感想です)。

ビワイチはさざなみ街道といってコース内に約70km続く平坦な道が整備されています。自動車との接触の危険もなく安心して走れます。

またどちらのコースにも道路にブルーラインが引かれていますが、ビワイチの方が自転車が走れるスペースを広くなるようにラインが引かれています。(ちなみにアワイチはブルーラインが少ないです)。

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こんな感じです。自動車を運転する側だと少しサイクリストは邪魔に感じるかもしれませんが(笑)

しかしビワイチ内の市街地や観光地周辺は交通量が多くなるので注意が必要です。

あとビワイチは様々なサイクリングコースが設けられていて色んなコースの案内板があってややこしく感じました。

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 アワイチのコースは交通量が少ないエリアが多いですが、地味にアップダウンがある道が永遠と続いたり、潮風や逆風、波打ち際の水しぶきにやられたりと結構メンタルをやられた記憶があります。バイクやトラックがビュンビュン横を通り過ぎたりとヒヤリとした瞬間も結構あって、ビワイチのように安全が確保された道が少ないです。

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アワイチは岩谷方面から出発すると自分が何km走ったかわかる案内板があったのでその点は良かったように思います。あとはブルーラインをもう少し増やして、交差点などでどちらに曲がればよいか示してくれる案内板があれがそんなにストレスなく走れたんですけどねぇ。まあ基本的にアワイチのコースは永遠と真っすぐなのでそんなに困らないんですけど。

【比較ポイント④トラブル時の対応について】

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体調不良や自転車の故障でリタイヤせざるを得ない時もあるかと思います。そんな時にタクシー、バス、電車、サイクルレスキューを使ってエスケープすることになります。

アワイチの場合は公共交通機関がバスのみなのでエスケープが難しいかと思います。

永遠を続く山道や海沿いではタクシーも走っていませんし、自転車がある訳でもなくサイクルレスキューを頼ることもできません。

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ビワイチでは輪行するか、最悪自転車を一旦置き去りにして電車に乗りエスケープすることができます。

またサイクルトレインといって限られた路線内だけですが輪行せずに自転車を電車に乗せれるエリアもあります。

 またサイクルレスキューなどのサービスも充実しているので困ったときは頼りになります。

あとは最悪かなり邪道ですが北湖と南湖を一周するフルビワイチに挑戦していても、途中で南湖をまわらずにスタート地点に戻ることも可能ですしね(笑)なんと約50kmショートカットすることが可能です。

 【比較ポイント⑤宿泊先、飲食店、コンビニなどの施設の充実度】

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長いサイクリングコースを走る中で様々な施設にお世話になるかと思います。宿泊先、飲食店、コンビニなどの充実は快適なサイクリングを楽しむのには重要なポイントと言えます。

どちらかと言えばビワイチの方が宿泊先、飲食店、コンビニなどが充実していたように感じます。

アワイチは洲本市を過ぎて南部の山岳部に入ると一気に飲食店やコンビニがなくなったりするエリアがあったりします。

ビワイチは適度な間隔でコンビニがありました。2つの峠の間にコンビニも公衆トイレもあります。何もない琵琶湖沿いを走っていても少しコースを外れると駅があるエリアもあるので飲食店にも困りません。

また琵琶湖周辺には栄えているエリアや観光地が数ヵ所あるので宿泊先や食事休憩のポイントの選択肢が多く、自分なりのサイクリング旅を計画しやすいかと思います。

 【アワイチとビワイチの比較まとめ】

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ざっくりと比較ポイントを5つ紹介しましたが、2つのサイクリングコースを走った私が初心者の方にオススメするのはズバリ…..ビワイチです!!

総距離200kmというコースの長さが不安に感じるかと思いますが、コースの走りやすさやトラブル時の対処のしやすさ、周辺施設の充実度を考えると断然ビワイチの方がオススメです。

とはいえこれは個人の感想ですし、私は初めにアワイチに挑戦して無事完走していますので、どちらでも問題ないのかもしれません(笑)

比較ポイントを見てもらって皆さんのサイクリング旅の参考にしてもらえれば幸いです。

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