【登山】犬鳴山のコース案内|犬鳴温泉、七宝瀧寺、犬鳴トンネル、粉河ハイランドパークまでのハイキングコースを紹介
どーも!JOTO-BLOGです。
2020年5月29日に和歌山と大阪の県境にある犬鳴山に登ってきました。
犬鳴山には
①『犬鳴温泉』
②滝行などが体験できる『七宝瀧寺』
③心霊スポットとして有名な『犬鳴トンネル』
④和歌山と大阪を見渡せる『粉河ハイランドパーク』
など見どころが多い登山コースとなっています。
他にも犬鳴山の霊域には大阪で1番大きい杉の木『ノッポ杉』、『瑞龍門』など様々な見どころがあります。
五本松や粉河ハイランドパークまで往復約4~5時間のコースです。
ちなみに犬鳴山は大阪府泉佐野市大木犬鳴の犬鳴川渓谷を中心として、そこへ流れ込む燈明ヶ岳の山域全体の総称らしく、「犬鳴山」という名称の山があるわけではないみたいです。
wikipedia先生がおっしゃってました。
ということで今回はそんな見どころの犬鳴山の登山コースについての紹介をしていきます。
※私たちの歩くペースは尋常じゃなく遅いです!タイムスケジュールはあくまで参考にしてください!(笑)
それではレッツゴー!!
【9:40 犬鳴温泉周辺 スタート】
車で来たので犬鳴温泉街の周辺にある有料駐車場に停めてそこからスタートしました。
近くにバス停があり、公共機関を使って来られるかたもここからスタートになります。
周辺には温泉施設がいくつかあり、公衆トイレもあります。
コンビニなどは無かったですね。
私たちが利用した駐車場の管理人さんはとても気さくな方で、登山コースの案内や犬鳴山の歴史について話してくれました。
温泉の割引券もいただきました!
周辺の川は綺麗なのでBBQされている方が多くいました。
BBQレンタルスペースを利用することもできますし、川沿いでBBQをすることもできます。
ここのBBQスペースはノリノリのパリピな音楽がかかっていました(笑)
若い人たちがよく利用するんですかね?
【10:00 犬鳴山 総門】
ここから犬鳴山の霊域に入ります。
一気に神聖な感じになります。
【10:05 ノッポ杉(38m)】
大阪で1番大きいらしいです。
木の大きさが全く伝わらない写真を載せて申し訳ありません(笑)
まあ私たちは和歌山の田舎者なんでこれくらいの大きさの木を見ても全く何とも思わないのが正直な感想です(笑)
見慣れてますからね。
【10:10 両界の滝】
犬鳴山の霊域には『両界の滝』、『塔の滝』、『行者の滝』と3つの滝があります。
滝行ができる行者の滝が1番の見どころかと思います。
両界の滝の周辺には大黒天岩、屏風岩など名前が付いた岩も多く祀られていました。
【10:20 瑞龍門】
美しい門ですね。
ここを過ぎると苔が増えてきてさらに神聖な雰囲気になります。
気のせいか?(笑)
【10:25 大護摩場】
ここはお祈りをする場所です。
毎年4月には柴燈大護摩供大祈祷会・火渡り修業という行事が行われます。
ネットで調べましたが、すごい迫力がありそうな行事です。
いつか見てみたいな~。
【10:35 塔の滝】
ここも修行する滝です。
間違っても遊泳などしないように!!
水が綺麗だし、暑いと入りたくなりますがね(笑)
あまり迫力のない滝ですが、もう少し水量があれば見栄えも良かったかもしれませんね。
ちなみに犬鳴山には大小48もの滝があります。
私たちは3つの滝しか見つけれませんでした。
【10:40 義犬伝説の墓】
犬鳴山の名前の由来になっているお墓です。
言い伝えによると…..
「昔、猟師が狩りをしているときに連れていた犬が吠えだして獲物が逃げ出してしまいました。怒った猟師は犬の首を切ってしまいました。しかし、犬が吠えだした原因は大蛇が猟師を狙っていてそれに気づいた犬が猟師を守るために吠えていただけなのです。首を切られた状態でも犬は大蛇に噛みつき飼い主を守ったそうです。その後犬は死んでしまい、猟師は悔いて七宝瀧寺の僧侶となり犬を弔いながら余生を過ごしました。そしてこの話を聞いた宇多天皇が賞賛し、一帯の山々を犬鳴山と名付けました。」
とのことです。
飼い主は鬼ですね(笑)
【10:45 七宝瀧寺】
ここから七宝瀧寺に入ります。
今回はコロナウイルスの影響で入山規制がありました。
まあ入山規制といってもマスクの着用と参拝、祈祷以外の入山をしないようにお願いしているだけです。
一応マスク持っていたので入山することができました。
ここにも護摩場がありました。
護摩とはインドが起源の火を用いた儀式、修行です。
日本では真言宗や天台宗などのお寺で僧侶が火を焚いて様々な供え物を燃やして祈りを捧げます。
四国八十八ヶ所にある寺院にお参りできない人の為に作られたものです。
手を合わし心に念じながら歩くと願いが叶うようです。
写真では手を合わせてませんが(笑)
四国のお遍路巡礼というのも体験してみたいですね!
まあ私は宗教に関して全く関心ないんですけど(;・∀・)
【11:15 行者の滝】
七宝瀧寺のメインディッシュですね。
ここで滝行ができますが、今回は登山が目的なので諦めます。
修行道で有名なのは奈良県にある大峰山ですが、女人禁制となっています。
しかしここでは女性でも修行体験ができるので人気があるのだとか。
意外と世の中には物好きな女の人が多くいるもんなんですね(笑)
このあと護摩場に戻り休憩スペースでおにぎりを食べながら休憩しました。
【11:45 登山開始】
ここから本格的な登山が始まります。
七宝瀧寺まではそれほど坂道もありませんでしたが、ここからはガッツリ階段を上っていきます。
10分もあれば車道にでてきます。
ここからしばらく車道を歩いていきます。
途中で高城山に向かうルートとの分岐点がありますが、2019年の台風の影響で道が崩れて通れないと駐車場の管理人の方から聞きました。
もし高城山を経由しようと考えている方は事前に調べてください。
高城山を経由せずとも五本松や粉河ハイランドパークまでたどり着けるのでご安心下さい。
【12:00 犬鳴トンネル】
大阪屈指の心霊スポット『犬鳴トンネル』です。
トンネル内には少女の霊、入り口には少年の霊が出るようで、車で通過しているときにバックミラーを絶対にみてはいけないと言われています。
他にも様々な心霊体験をされたという人がいるようです。
ちなみにホラー映画で『犬鳴村』という作品がありますが、あちらは北九州にある心霊スポットを舞台にした映画なので間違えないように。
【12:25 分岐点】
車止めゲートのある分岐点に到着しました。
近くには地図が書かれてた案内板も設置されています。
どちらを進んでも五本松、粉河ハイランドパークまで到着するようですが、私たちは右の車止めゲートの道を進みました。
雑草に看板が隠れていて少しわかりずらかったのですが、車道を歩いていると山道に入る階段が現れます。
何回か山道→一瞬だけ車道→山道を繰り返し登ります。
この辺りが結構きつかったです。
少しペースを上げて長々と続く階段を登ったので足がプルプルしてきました(笑)
最近の運動不足が悔やまれます。
【13:10 五本松】
やっと五本松に到着です。
どの部分が五本松なのかはわかりませんでした。
特に目立った松の木があったようには思えませんでした(笑)
もっとインパクトのあるスポットなのかと期待しすぎていましたね。
【13:15 粉河ハイランドパーク展望台】
五本松から歩いてすぐ粉河ハイランドパークの展望台と休憩所が見えてきます。
休憩所には飲食店があります。
バイクでツーリング途中に休憩されている方や車でドライブしにきた方がチラホラいました。
登山客の2人だけ見かけましたが、他の登山コースと比べると明らかに登山客が少ないです(笑)
ここから1時間ほどかけて葛城山に向かうルートがあるようですが、今回はここまでにします。
葛城山はツツジが有名なので、見ごろの時期が来たらまた登りに行きます。
展望台へ登るには200円必要です。
展望台から関西空港や和歌山方面の景色をながめることが眺めることが出来ます。
景色を楽しんだ後は展望台の下にあるベンチでカップラーメンを食べて、コーヒーを飲んでゆっくり休憩しました。
【14:15 下山開始】
食事休憩を終えて下山開始です。
15時50分には駐車場に帰ってくることができました。
3時間25分かけて登って1時間35分ほどで下山しました。
登りは写真撮って遊びすぎましたね(笑)
暗くなってから犬鳴トンネルを通るのは怖すぎるのでダッシュで下山です!!
【16:00 犬鳴温泉 み奈美亭】
駐車場のすぐ前にあるみ奈美亭で温泉に入りました。
駐車場の管理人さんに割引券をもらったので950円のところを600円で入れました。
登山終わりにすぐ温泉に入れるって幸せですね。
飯食って酒飲んでそのまま寝ていきたかったです(笑)
【youtube動画も投稿しています】
ブログとは違った雰囲気でコース内容を確認できます。
短めの動画なので閲覧お願いいたします。
【犬鳴山登山まとめ】
犬鳴山登山いかがだったでしょうか?
犬鳴温泉、七宝瀧寺滝行、柴燈大護摩供大祈祷会・火渡り修業などの行事、義犬伝説の墓、心霊スポット、粉河ハイランドパークからの絶景など様々な観賞スポットがあるのでオススメの登山コースです!
BBQや川遊びのついでに軽く周辺を散策するだけでも楽しいかと思います。
皆さんも是非、犬鳴山を訪れてみてください。
このブログと動画が皆さんの役に立てれば幸いです。