【新婚旅行】ハネムーン憧れのヨーロッパ イタリア&スペイン2ヵ国周遊 旅ブログ③~バチカン市国編~
2018年11月20~28日に新婚旅行へ行ってきました。ダラダラと7日間の出来事を書いていきます(笑)今回は3日目のバチカン市国観光についてのブログです。タイトルにヨーロッパ2ヵ国周遊と書いてますが、バチカン市国を含めると実際は3ヵ国周遊となりますね...。バチカン市国はおまけということでお許しください(笑)
【8:30 テルミニ駅出発】
朝からホテルでバチカン市国へ行く準備をしているとどこかの教会の鐘が鳴っているのが聞こえてきました。なんと優雅な朝でしょう。それと打って変わって朝のテルミニ駅は人が多くガヤガヤと騒がしくホテルでの時間とは真逆の雰囲気でした。
【8:50 チプロ駅到着】
昨日、一昨日と2日間歩き回った道を一瞬で通り過ぎチプロ駅に到着です。バチカン市国は城塞で囲まれていてその周りは普通の住宅街になっています。バチカン美術館周辺は飲食店もあります。
【9:00 バチカン美術館入場】
9:30に入場予約をしていたのですが普通に9:00に入れました。結構並ぶらしいのですが開館直後だとそこまで人も多くなかったです。きちんと予約して早めに予約専用レーンに並んだ方が無難ですね。それでも館内には人がうじゃうじゃいます。コロッセオ、フォロ・ロマーノに入場する際も行いましたが、ここでもセキリュティチェックを行います。HISで受け取ったバウチャーにあるQRコードを専用の機械で読み取らせるとチケットが出てきました。それでは入場開始です。
美術館から見えるサンピエトロ大聖堂のクーポラです。美しいですね。バチカン市国に来た最大の目的はサンピエトロ大聖堂を見ることなので美術館は「せっかくここまで来たのだから見学してみよう!」程度のモチベーションでした(笑)この大聖堂を見たことでバチカン市国に足を踏み入れたことを実感。
美術館の中でこの絵が一番気に入りました。理由としてはなんか見たことがある気がする絵だったからです(笑)宗教画というのはその宗教について知識や興味がないと楽しむことが難しいですね。オーディオガイドを使ってでもキリスト教について興味がない人にはすぐ飽きてしまうでしょうね。途中から何かツッコミ所のある絵はないか?と遊びに走ってしまいました。小学生並みの感性しか持っていない自分が情けない(泣)なんやかんやで嫁の方がじっくり絵を観察していてくれたおかげで私も楽しむことは出来ました。あとキリスト教の絵って残酷な絵も多いですね。キリスト教の残虐性は有名ですからね~世界史とかみているとキリスト教のイメージがガラッと変わりますからね。
館内で彫刻のスケッチをしている人が多くいました。こんな風に美術館を楽しむというか利用する人がいるのは新しい発見でした。学生時代に美術の成績が1だった私には縁のない世界です。館内での彫刻の楽しみ方はアニメのジョジョ立ちっぽい彫刻を探すくらいでした。
なんやかんやで2時間半くらい美術館をぶらぶらしていました。館内はとても広くてしっかりと見学したい人はどこに何があるか把握してからまわった方がいいです。じっくりまわれば間違いなく1日かかります。感想としてはもっと勉強してから来るべきだったなと思いました。数日後にバルセロナのピカソ美術館へ行きましたが、そちらの方が気軽に楽しめました。まぁ全く別の系統の美術館なのでどちらの方が良いとか比べるものでもないんですけど。とりあえずお腹すいたのでランチ行きまーす!!
【12:00 バチカン美術館周辺にてランチ】
お店の名前を忘れてしまいましたが美術館周辺でランチをいただきました。パニーニとリゾットを注文。パニーニは想像通りの味で感動はなし、リゾットはめちゃくちゃ美味しかったです。新婚旅行ではイタリアよりスペインの方が食事に関しては期待していたのですが、イタリアの料理めちゃくちゃ美味しいですね!!
【13:30 サンピエトロ大聖堂】
ついにやってきました!!バチカン市国の最大の目的地!!映画『天使と悪魔』を見てからサンピエトロ大聖堂の美しさに魅了され、ずっと来たかった場所です。カトリックの総本山であもり大聖堂の中の壮大さは他の教会と比べると別格でした。数日後に訪れたバルセロナのサグラダファミリアと比べてもこちらの方が間違いなく美しいです。何回もバルセロナと比較してしまっていますが、バルセロナも良い思い出ばかりなのでバルセロナがローマより劣っているわけではないです(笑)
海外旅行へ行く際は事前に行き先に関するガイドブックだけでなく映画、小説、漫画などの関連作品をみるのがオススメです。現地の世界観を感じることが出来ますし、実際に現地に辿り着いた時の感動は最高ですね。現代ではインターネットや雑誌で世界中の風景を画像、動画で確認出来ますがやはり実際に訪れるべきです。
大聖堂の中を見学するとエレベーターを上がり閉所恐怖症の方が拒否反応を起こしそうなクソ狭い階段を上ると展望台に到着です。ここもパラティーノの丘からの景色に負けず劣らず良い眺めでした。ただ結構狭いのであまり長い時間滞在する気になれずすぐに下りることにしました。
【15:30 サンタンジェロ城】
バチカン市国の観光を終えホテルまで歩いて帰りました。途中にサンタンジェロ城があるので周辺をぶらり散歩することに。周辺には大道芸人、ミュージシャン、アフリカ系物売りがたくさんいました。ここではアフリカ系の人に騙されそうになりました(笑)声をかけられ話をした後に握手をされると嫁の手の中に亀の置物がありました。子宝に恵まれる?的な説明をされ無料であげると言い去っていきました。そのあとサンタンジェロ城から帰ろうとした際にお金を要求されました。アフリカの貧しい子供たちの為にと情に訴えかけるような言葉で攻めてきました(笑)断りましたが結構しつこかったです。
サンタンジェロ城周辺で他のミュージシャンや大道芸人にはチップを払いました(笑)こんな風に人を楽しませてくれる人には払いたくなりますね。人を騙したりしてお金を稼ごうだなんて許せません。でも貧しい国の人たちはそういった手段でしか稼げないような環境なんですかね?イタリアでは物乞いをしている人が多かったです。東南アジアではよく物乞いをしている人を見かけましたけどヨーロッパにも意外といてるんですね。
【18:00 Santa Maria Osteria Romana 夕食】
テルミニ駅の近くにあるこのお店で夕食にしました。トリップアドバイザーでは評価が良いのですが日本人のコメントは良くないものが目立ちます。我々はここのお店は接客も料理の味も雰囲気も良く日本語メニューもあり安心できる店だなと思ったのですが...。
カルボナーラ、ミネストローネ、カルパッチョ、その他諸々。とても美味しかったです。逆にこれ以上美味しい店がまだまだあると考えるとローマって本当に美食の町なんですね!!
店員さんも気さくに話しかけてくれてとても楽しめました。イタリアの人って女性をよく褒めるんですね。なんか国民性を感じることも出来てとても満足でした。
【19:45 ホテル帰省】
明日は朝から空港に向かいスペインまで移動するので早めにホテルに帰りました。サンタンジェロ城からの帰り道に買ったユベントスのユニホームTを着て就寝です。他にも映画『ローマの休日』風の絵が描いてある化粧ポーチをお土産に買ったりと買い物も満喫することが出来ました。3日間と短い間でしたがローマ最高でした!!間違いなくローマへの旅行はお勧めですし、私自身また来たい場所ですね!!
※2019年11月28日
今更ですがYouTubeに新婚旅行のバチカン編をアップしました。
短い動画なのでよろしければご覧下さい。